また!平板ブーメラン(15)
エクセルのマクロで今回のシミュレーション計算が簡単にできます。添付ファイルはエクセルのワークシート*と、ビジュアル・ベーシックのソース・ファイル**に分けてあります。ソース・ファイルはエディターで閲覧・編集ができます。
使うときは、まず、[ファイル]→[名前の変更]で、ソース・ファイルの拡張子をtxtからbasに変更します。次に、エクセルを開いて、[ツール]→[マクロ]→[Visual Basic Editor]としてビジュアル・ベーシック・エディターを開き、[ファイル]→[ファイルのインポート]でソース・ファイルを選択します。その後は、ワークシートの初期条件を入力して、[ツール]→[マクロ]→[マクロ]→[実行]で計算します。
初速を大きくしたり、迎え角の初期値を大きくしたり、逆にマイナスにすると、過大な初期条件となって発散します。また、時間ステップも大きくすると発散します。
入力が必要なのは、迎え角の増大係数CA、揚力係数CL(3次式まで可能)、抗力係数CD(2次式まで可能)、時間ステップT、ブーメランの重量W、実翼面積S、重力加速度G、揚力倍率Fl、抗力倍率Fd、翼面積倍率でFs、初期値としては、迎え角αと面の法線角φのほか、表中の黒枠部分に、位置(x,y,z)と初速度(vx,vy,vz)を入力します。揚力倍率、抗力倍率、翼面積倍率は、通常は1のままで構いませんが、係数を変えて結果がおかしいときなどに、倍率を変えて様子を見ます。
ワークシートには、平板ブーメラン用のflatと、回転揚力のあるブーメラン用のflapの2種類があります。flapの場合は、回転揚力Lfを入力する必要があります。
計算結果は、時間ステップごとに表として出力されるほか、x-y断面とx-z断面、y-z断面、xn-yn断面とxn-zn断面で、軌跡が作図されます。表の出力は、時間t、位置成分(x,y,z)、速度成分(vx,vy,vz)、速度v、法線ベクトル成分(xn,yn,zn)、法線角φ、迎え角α、揚力係数CL、揚力L、抗力係数CD、抗力D、揚力成分(Lx,Ly,Lz)、抗力成分(Dx,Dy,Dz)、上限速度v0、速度比ce、座標変換角(θ、θ'、θ'')、位置増分(⊿x,⊿y,⊿z)、進行ベクトル原成分(x3,y3,z3)、法線ベクトル原成分(xn3,yn3,zn3)となっています。
ソース・ファイルを書き換えれば、もっといろいろなことができるようになります。あるいは、自分の考えで、改造することも可能です。これをヒントにして、やりたいようにやってみてください。完成したプログラムではないので、いろいろと問題がでてきたり、バグがあったりするかもしれませんが、ご容赦ください。
添付ファイル:
*simulation3s6.xls「simulation3s6.xls」をダウンロード
**boo_sim3s6.txt「boo_sim3s6.txt」をダウンロード