ベンハムのコマ&(1)
「空中コマ」、「ハノイの塔」と展示物が続きました。ついでに、「ベンハムのコマ」に行きます。タイトルの後の「&」は、その他の意味です。展示物の「ベンハムのコマ」を話の枕にして、ついでにコマのアラカルトと、ワークショップのPICマイコン入門編として実施した「ベンハムのコマ」と続けます。科学館を知っている人には懐かしく、知らない人には訳が分からない組み合わせかもしれません。
ワークショップでは、PICマイコンを使った工作を2年間で5回のシリーズとして実施しました。本来は、その順番に紹介した方が、理解しやすいと思いますが、ブログでは順不同で出てきています。「ベンハムのコマ」は、最終回の第5回にモーター制御の応用編として実施したもので、モータードライバーICを利用した可変速制御がテーマです。第2回では、トランジスタを利用した一方向の可変速制御に取り組みましたが、今回は逆回転を含むモーター制御がメインです。PICマイコン教室が主眼なので、工作品は何でもよかったのですが、正転と逆転で効果が異なり、工作そのものが簡単ということから、「ベンハムのコマ」を選びました。「コマ」と言ってもただの円板で、それを「コマ」というのもおかしな話ですが、展示物は「コマ」ではない円板を「ベンハムのコマ」と言っていたので、そのままのネーミングにしました。
展示物の「ベンハムのコマ」は、正確に言えば、「ベンハムのコマ」のパターンの円板を可変速で回転させるものでした。パターンは2種類あって、一つは円板の半分を黒く塗り、残りの半分に45度の円弧を3本ずつ、半径を小さく変えながら4段に配置したもので、他の一つは、60度の円弧を、20度ごとにずらしながら、半径を小さく変えて、8本目で折り返すパターンを2往復する、やや複雑なものでした。いずれもスイッチを押すと回転して、ツマミを回すと回転速度が変化する仕掛けになっていました。円板はスポットライトで照らされていて、普通は比較的低速の回転で、白黒のパターンなのに色付いて見える、というものです。個人差があって、しかも、あまりはっきりと色が見えるわけでもないので、何となく、だまされたような気持ちで円板をながめています。色は主観ですから、他人がどう見えているのかは分かりませんが、私には、内側からオレンジ、緑、紫、黒(?)くらいに別れて見えました。オレンジは、無理すれば赤に、紫は、これも、青に見えるときもありました。
「ベンハムのコマ」は、あちこちの科学館にもあり、インターネットでもいろいろと解説されているので、興味のある方は探してみてください。ここでは、タイトルの「&」に相当するものとして、本物(?)の「ベンハムのコマ」の作り方などをご紹介します。
